OGU面冠者
2002.02.10 小倉隆史選手 応援HOMEPAGE 冠者131

卓面冠者

夢にまで出てくる影響力
 今日(1月26日)、変な夢を見ました。...私の見る夢って設定がめちゃくちゃなんです...。
 私が何故か中学生役で、テストを受けてるんです。テストの内容が...数学+社会+「レプリカ申込書」...何でテスト中にレプリカ申し込まなあかんねん(とは、夢の中では少しも疑問に思わない自分が悲しい...)。レプリカは後回しにして、まず数学に取り掛かるも結構難しく、時間が足らなくなりそうだったので、数学を途中でやめて社会科へ。社会科は半分以上書けてたんじゃないかな。...結局レプリカ申込書は時間切れで「白紙」...。
 で、次の場面が何故か病院(<飛躍もここまでくると...)...病室には先生と女の子4人くらいいて、私も答え合わせのため?に、そこにいたんですよ...「あーそれわかんなかったー」とか言いながら先生と喋っていました.....その、社会科の先生が、ノートの隅っこに小ぃ〜さく...「たっくんです たく」って...サイン書いているんです..........。そんな山卓を見て私が「バッッッカじゃねぇ〜の!?」って、嬉しそ〜に(何が嬉しいんだ?)ツッコミ入れてました...。山卓が夢に出てきたのはおそらく初めてですけどね...“サッカー選手な社会科教師”っていう役設定が意味不明。でもって病室にいた女の子達は、山卓の生徒(=私のクラスメイト)なのか、山卓のファンなのかも詳細不明。そんでもって、何でこんな夢を私が見たのか...が、更に意図不明.....。
 今、私が欲しいレプリカは、緑色じゃないのに...(いや、何のレプリカの申込書だったのかも、実はよくわかんないんです。っていうか、中学の先生がテストでレプリカ買わせるか!?買ったら点数アップすんの???)
 ちなみに、小倉が初めて夢に出てきた時は、「うちの団地の、隣に住んでる好青年(?)役」でした.....。
壊すべき完成形
 最近報道されている“中澤の気持ち、既にヴェルディには在らず”...に関して、今日(2002年1月29日)のスポニチ...小見監督的“代役”センターバック論「(湘南から移籍してきた)川口と富澤を鍛え直すか、チームをブッ壊すとすれば山田」...先見の明が無いばかりに意図した通りにコトが運ばず、慌てる気持ちがわからなくなくもない...っていうか、戦力外連発した時点で多かれ少なかれ壊れることは目に見えていただろーに。...こういう時だからこそ「既存の枠に囚われない」というポヂチブ体制で臨みつつ、チーム自体が従来(昨季)とは別物であると認識することがまず大前提。“組み立て直す”っていう意味では、鍛え直すのも、一度ブッ壊してみるのも、結局同じコトですよね...。ま、コンサドーレが「新チーム」として既に「ひとつ」になり始めているのとはドエラい差があるのは確か...現状。
 ベンゲル監督はグランパスに来て、まず選手達に「ボールの蹴り方」等、サッカーの“いろは”から教えた、と聞きました。未成熟なプロ選手を目の当たりにした現実を嘆くことよりも、まず自らが「選手のレベルまで下りて行く」ことを選び、上からただ操るのではなく、目線を選手に合わせながら一緒に向上していくことを目指し、それを実践したんですよね。就任当初のグランパスにおいて、レベルアップするための“壊すべき完成形”なんてものが彼の目に映ることは、おそらく無かったのでは...?
 世界的名将と、己の未成熟な先入観に気付くことなく就任早々小倉を外すような監督を(無理矢理ながら)同列に論ずるのは酷かもしれませんが...1からのスタートでも、全くのゼロからのスタートであっても、成功することは可能です。...選手に信頼されさえすれば。.....大切なのは「どこから始めるか」よりも「始まってから何をするか」.....。
 余談:富澤って、
みつまJAPANと天童よしみを足して2で割ってからダイエットしたよーな顔してません?...まァそんなこと、どーでもいいんですけどね...。(←えへへ、実はコレが言いたくて、この文章書いたようなモンですっ)
みつまJAPANを見つめて
みつまJAPANを見つめて ...2001年12月22日撮影/加工:しりうちせいご

壊すべき球団本位
 オレの書く文章、 「 」 “ ” ( ) ...多いなー.....。↑の中澤ネタ(みつまネタ?)、昨日の夕方に書き始めて、修正に修正を加えまくって、ようやっと書き終わったのが今朝...いや、もしかしたら、またどっかしら書き直すかも。
 「まァそんなこと、どーでもいいんですけどね」をどーしても使いたかったという不純な動機から、“壊すべき完成形”なんていうステキな(自画自賛)言葉が飛び出てじゃじゃじゃじゃーん...(古っ)。...「これで極めた!もうやるべきことは何もない」っていうのは、もしかしたらウソなのかもしれません。んー、深いっ。いくらでも置き換えが利く言葉だ。...勿論“壊すべきではない完成形”もあります。壊すか壊さないか、上を目指すか現状維持か...そこらへんの見極めが「人生の岐路」ってヤツであり、「生きることそのもの」...キレイにまとめ過ぎたか!?
 ケガと上手に付き合いながらプロ生活を続けるか、大手術を受けた上で数年かけて本格的・根本的に治療してから戦線復帰するか、...引退して新しい人生を歩むか...。いずれにしても、その人の人生。勇気ある決断を応援せずにいられましょうか。
 外相更迭云々...もっともらしい理由振りかざしてブッ壊すのも結構ですけど...次の選挙、誰に投票すればいいのー??? ツルネンさん、頑張って!!...テレビから「(田中)真紀子がヤマタクに...」とか聞こえてきたんで、「山卓!?」と思いきや、...山崎拓(幹事長)のことでした...ちょいビビった也。
 選手が移籍したがらないような環境構築(を目指す)を怠ったことを棚に上げて、「卑怯な引き抜き」とか「(選手に)裏切られた」とか...結局、責任の所在を自分以外に求める体質...何とかせーよ。壊せ!壊れろ!!壊れちまいやがれぇ〜!!? 
(→報知新聞)
 ヴェルディ公式ページに声明文載りましたね。“結託”云々、仮定形的表現を採りながらも中身は「決め付け」そのもの。「お前の言うことは信じられないけど来季も契約結ぼうぜ」って、そんなのアリ?
 越年前の「ヴェルディでプレーする」という意志確認は、単なる口約束でしかない。球団の掲げる「中澤先発レギュラー構想」に関しても、何ら拘束力を持たないという意味においては、保障的裏付けは皆無。契約のハンコ押してから(もしかしたらサインかな?)移籍云々だったら、裏切りだっていう主張にも説得力を帯びてはきましょうが。
 「自分のチームを強くするためには何をしてもよろしいのでしょうか?」...って、外国人2億超で買って、残留に貢献した年俸2000万の選手の首切ってるやん。想定外の事態に遭遇したら急遽被害者的立場を装って、球団本位の主義主張を貫きつつ悲劇のヒロイン気取りですか...選手を蔑(ないがし)ろにしてきた球団の言うセリフじゃ無ぇだろ。ちっとは自らを省みてからモノ言え!って。...今季のコンサ移籍は、正しかった!ということを、芝生の上で証明してくれ小倉隆史!!
真剣=面白=笑
 1996年、OGU面冠者にアクセスしてくれた1人の女性(勿論小倉ファン)が私にメールを送ってくれました。意気投合するようになって、話の成り行きで...肖像権の関係でグランパスの写真を全て削除した頃だったということもあり...私は彼女に(1995年11月に自分で撮影した)小倉の写真を1日1枚ずつ数日間、添付メールとして送信しました。そしてある日彼女は、下記の文章を引用して返信してくれたのです。
「どんなスポーツ写真が一番すごいかというと、ぼくは“笑える写真”だと思う。(中略)見るものの心は振るえ、その振幅が大きければ大きいほど感情は純化され、磨ぎすまされていく。画面に写し出されている具体的な情感はかき消され、昇華される。そしてその行きついた果に残るものはなにか。それは笑いだ。人間存在そのものの可笑しさや不思議さに気づき、その後にプッと吹いてしまう心のなごみだ。“笑える写真”、それが一番美しい人間の写真だ。」...篠山紀信/『肉体の瞬間』TBSブリタニカ(1995.8.19初版)
 私なりの解釈としては、「笑える=面白い」ということになります。面白い創作物というのは具体的にはつまり...笑える写真、笑える絵、笑える文章、笑えるHomepage...笑える応援(???)。
 
冠者130で、応援には「冷静」なものと「感情的」なものとがある、みたいなことを書きました。「冷静=真剣」で、「感情的=ミーハー」だ、という誤解が“公式”になっているような気がしたんです。...しかしながら内面に秘められた真剣さを、(表面上見て取れる)冷静さの度合いで計測しようとすること自体がナンセンス...「ミーハーは、真剣な感情の“照れ隠し”」というのが私の説です。
 「大好きだ」という意思表示→自己表現→創作意欲。本当に尊重・評価されるべき対象は「真剣さ」ではなく、「好きであるが故の生産的活動」なのです。
 試合を観て感じたことを文章にする。試合を映像に残す。観戦中の士気を高めるために“衣装”を身に纏う。同志を募る。情報交換する。...それらは全て「生産的活動」...可視・不可視を問わず「つくり与える」行為そのものこそが「生きる」醍醐味、と断言させていただきます。
 心の根底にある(真剣な)気持ちをそのまま表に出すことのできる人間ばかりではありません。等身大の自分を他人に見てもらう...これには相当な決断力と勇気が要ります。そんな時にお奨めなのが「ミーハー」...まず、自分自身の輪郭にボカしを入れる→茶化した自分を見せる(悪い表現が許されるなら、バカを演じる)ことにより、少しでも多くの人達と出会いやすくなる環境を確保する。その上で、自分にとって本当に必要なコトは何か?を見極めていく...心を見せ合い、思いの丈をぶつけ合いながら、お互いに己を高めあっていけるヒトと出会えたなら、人生史上、最高・最良の収穫です。
 .....つまり私は何が言いたいのか、というと.....「真剣ですね」「真面目ですね」と言われるよりも、「面白いですね」と言われた方が嬉しいな、っていう...そういうことなんです。もっと言ってしまえば、もし真剣に取り組んでいるのであれば、「面白いモノ」を産み出さざるを得ない→「真剣さ=面白さ」という公式が導かれます。
 ...とはいえ、「面白いHomepageですね」は嬉しいけど、「面白いヒトですね」って言われると...何となく複雑な気持ちになるのは、何故???
 ま、いずれにせよ、
小倉応援Homepage&小倉JPEG画像数枚で結婚しちゃった、我々夫婦って、一体.....。いわゆる“出会い系”の先駆け!?ま、いつまでも“笑える夫婦”でありたいな、とは思います。
面白い選手・山田卓也...そして、小倉隆史
 誰かに読んでもらうことを前提に文章を書く「面白さ」...まずひとつ挙げられるのは“自己満足”<がっはっは。...もうひとつ、書き手としてたまらないのが...“意外な反応”。
 「いやー、ホントにそう思います」も勿論嬉しいんですけど、私の想像だにしなかった(読み手の)反応=“新発見”があったりすると、心底「文章書いて良かったな」と思っちゃいます。
 小倉が昨シーズンまで所属していたチームの背番号2の選手を応援しているサイト(<ばればれ)があるのですが...はっきり言っちゃいまして、最近ここに書くネタ、そちらから仕入れているモノが結構あったりするんです(仕入れる=パクる、という意味ではございませんっ)。オフでお会いしたことがある訳ではないので、単なる私の思い込みなのかもしれませんが...「たっくんの筋肉はぁと」云々言っているのはあくまでも“仮の姿”→山田卓也に対する真摯な想いの“照れ隠し”なのではないか?と。
 で、その方が私の書いた文章を読んで、「山田卓也は“面白い”選手だ」という反応を示してくれたんです。...小倉隆史が面白い、っていうことは...なんていうんでしょう、あまりにも「当然」過ぎて、そういうふうに彼を捉えることは今まで殆ど無かったような気がします。でも、小倉隆史はやっぱ面白いんですよね...私は何故、小倉隆史を応援しているんだろう?と、思いっ切し原点に返りたくなってしまいました。
 面白い写真、面白い絵、面白い文章、面白いHomepage、面白い応援、そして、面白い選手。...面白さの裏には、ひたむきで、純粋で、真剣で、真摯で、頑強な...情熱・努力・積み重ね・思い入れ・夢...。ヒトの心を動かさんとするその果てには、やはり「笑う」ことが待っているに違いありません。
 私は、小倉隆史で笑いたい...ただ、それだけのことです。


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