OGU面冠者
1996.11.16
名古屋グランパスエイト 小倉隆史選手 応援HOMEPAGE
其の23

ありがとう!! “PK守護神”伊藤裕二!!

おぐめんかじゃ
OGU面冠者
の文面は、マスメディア・電話・NIFTY-Serve
などで得た情報に基づき、知内勢護の豊かなる創造(想像)力を駆使して、
擬似的に小倉隆史選手の言葉に置き換えてつくられております。よって、
小倉隆史選手本人の気持ちを的確に表現しているとは限りません(当たり前)。

みなさん、こんにちは。

11月13日
サントリーカップ・チャンピオンファイナル準決勝
in日本平スタジアム

1996ナビスコカップ優勝・清水エスパルス
VS
1996Jリーグ準優勝・名古屋グランパスエイト

僕と同郷のGK伊藤さんの大活躍により、
僕が一番やりやすい国立へ行けることになりました!!
この試合、僕は90分間出場しましたが、
あまり活躍することができませんでした。
延長戦でも決着がつかず、PK戦へ。
2人目のトーレスが失敗しましたが、
清水はその後、3人続けて失敗し、
勝利確定!! 先日の市原戦もそうですが、
伊藤さんはPKに強い!!
「僕はいつも蹴る相手の態度を見るんです。
後は秘密。気分いいですね」

3本目、斎藤をジッと睨んで、
「プレッシャーで硬くなっていた」
左と読んで両手で見事、跳ね返しました。
大榎の4本目、「左を蹴る振りをしていたけど、
右を狙っていたのは判っていた」

バシッと弾いて、“国立行き”決定!!
11月20日、鹿島と決勝戦です。
僕が一番僕でいられる国立で、
今年一番の「小倉隆史」を魅せましょう!!

…それでは。

        小倉隆史 …の気持ち…多分。


 みなさん、はじめまして。かわさきしりつすえながしょうがっこう一ねんせい、さかまきたいしです。

 すいようび、しずおかのにほんだいらというところへ、てんちょうといっしょに、グランパスのしあいをみにいきました。
 えんちょうになってもしあいがおわらなくて、ピーケーせんでしょうぶをきめることになりました。
 エスパルスが三にんしっぱいして、グランパスがかちました。てんちょうは、サインがいっぱいかいてあるはたをバタバタふりながら「いとう!いとう!」とおおきなこえでさけんでいました。らいしゅうまた、こくりつに、てんちょうといっしょにしあいをみにいきます。
 でも、そのせいでかえりがおそくなり、しんかんせんにのれなくなってしまいました。おうちにかえれなくなり、ぬまづというところでホテルにとまりました。つぎのひ、がっこうをやすみました。ラッキー!?
 とっても、おもしろかったです。

…それでは。

        さかまきたいし …の気持ち…多分。


 みなさん、こんにちは。やく二十ねんまえ、かわさきしりつすえながしょうがっこう1ねんせい、はらだかんです。
 やく五ねんまえ、ほっかいどうの、ましゅうこからうらましゅうへむかうとちゅう、“みかん”というあだなのうんてんしゅのいねむりによりおうてんして、ひとりでたびすることになって“しりうち”というところにいっていらい、「しりうちせいご」となのっています。
 やく2ねんまえから、ファミリーマートのてんちょうしています。
(以下、通常に戻ります。)

 新横浜から新幹線こだまで静岡へ。大志曰く「カボチャ」で2駅戻って清水へ。

 大志は先日の等々力で、イエローカードならぬ「イエローパンツ」を体験。おもらし。敗戦後、ジョーっと、ね。今回は、会場では飲食させないことにした。よって、腹ごしらえは、清水駅近くのマクドナルド。

 バスで、日本平へ。車内は、やはり清水サポーターの方が多い。見て判るグランパスサポーターは数人しかいなかった。この時点では私も“覆面”だったし。覆面を剥ぐと、こうなる

 私は最初、「エスパルスサポーターって、優しい!!」と思った。我々は車内で立っていた。で、大志に席を譲るという人が2人もいた。気持ちだけありがたくいただいて、お断りした。が、清水サポーターは知っていたのだ。このバスの“辛さ”を…。

 私はもう、日本平には二度と行きたくない。交通の便が最悪なのだ。清水駅出発後、途中2度停まり、乗客を増やした。「熱い…」大志はグッタリしていた。やや渋滞気味で、30分位かかった。「横穴掘って、地下鉄通せ!」と言いたくなった。

 グランパスの選手が練習していた。1階席ゴール裏、目前で見た。ちょうどスタメン発表。OGU、スタメンだー!(今日は何分間見られるかなー…失礼!?)あ、ピクシー、帰ってきたんだー!

 2階席に行くと、赤かった。規模は真向かいの黄色に圧倒されてはいるが。通路を挟んで左側も黄色で占められているし(たまに、嫌がらせのような罵声を赤に飛ばす)。瑞穂のようには、いかない、か…。

 試合は、はっきり言って、つまらなかった。等々力よりもワクワクしなかった。全体的に、清水ペース。

 攻撃陣は、得点どころか、チャンスメイクの機会すら自らつぶしていたような気がする。中盤での「パス回しごっこ」、やめて欲しい。練習じゃなく、試合なんだから。攻め上げる過程と化していない。

 数少ないチャンスも、シュートのタイミングを外してパー。「慎重」って表現すると聞こえがいいけど、「瞬時に判断する能力の欠如」だよね。ゼロコンマ1秒の「ゴールの隙間」嗅ぎ分けて欲しい(無理!?)。

 それ以上にムカつくのが、味方ではなく「はいどうぞ的敵への“ビューチフル”なパス」。ただ蹴り揚げるプレーを続けていると、これが見事によく決まる(思いっきり皮肉)。清水、喜ぶ。

 後半、「平野・岡山、下げたの何故!? これで点取れるの?」と私の右隣の人は言っていた。確かに、2人がいなくなってから、得点に結びつくチャンスは減ったように感じた。後半終了間際、グランパスは再三再四のピンチ。退屈な中盤から、繰り返し攻め入られて、CK攻め。清水の決定力不足に救われた。伊藤はここでも守り切った。

 OGUがあれでよく90分間、出られたと思う。ベンゲルさんだったら、後半開始10〜20分で交代させられていたに違いない。ピクシー投入はいいとして、平野・岡山を下げたのは意外だった。ケイロス監督は、何をしようとしているのだろうか…?

 私は、敗戦や点が取れなかった(取られてしまった)理由を、「人選ミス」だとするのは嫌いだ。選手は文字通り、選ばれた上でフィールドに立っている。出場した以上、100%の力を発揮したであろう選手は、言い訳することは許されないはず。そういう意味で、私は

「チームとして戦っているのだから、
誰が入っても同じようにプレーできることが大事」

と言った望月に同感だ。

 「もしも」は、存在しない。だから、代わりの誰かであったとしても、結果は同じだ、と。この先、私がサッカーの観る目を養い、高飛車に、○○選手のここが悪い、と言うことがあったとしても、○○選手はもうダメ、他の誰か…と言う資格、少なくとも私にはない気がする。判断するのは、選手であり、監督であるべきだ。それを、応援したくなる試合をして欲しい。

 …でも、OGU・望月・ピクシー・森山で1点も取れないなんて…という気はする。エスパルスがしっかり守っていた。OGU、マークされてたし…弁護する気はないんだけど…。

 PK、嫌だった。新幹線の時間も気になっていたが、「PKの勝ち点減らせ派」だし。「120分間、あまり面白くなかった…。PKじゃ、勝っても負けても、嬉しくないなー」って…。

 と・こ・ろ・が…。

 延長後半終了間際のエスパルスの監督退場で、主審はアウエー側、つまり“こっち側”で、PK戦を行うことを決めた。「やったー!! 真上でPK戦、見られるぅー!!」

 グランパスの2人目、トーレスが失敗。黄色は盛り上がる。こっち側でも、すぐ左の黄色サポーター、見せつけるかのように騒ぐ。くやしぃ〜!!

 しかーし!エスパルスはこの後、誰一人、黄色を沸かせることはなかった。赤は、勝利確定までの5人(エスパルス3人+グランパス2人)、目一杯歓声を響かせた。

 今でも、あの時の「伊藤!伊藤!伊藤!」コール、耳から離れない。伊藤選手のサインも入っている旗、思いっきり振った。PKでも、「勝ち」ってこんなにも嬉しいんだなぁーって。少数派だったけど、赤は最高に盛り上がった。左の黄色から「場所わきまえろ」って声…おいおい、それって悲し過ぎるゾ。

 それにしても、清水エスパルス…「決めて当たり前」のPK、3本も外しちゃイカんよ。これがグランパスだったら、私は許さない(だからどーする、って聞かれても困るけど)。

 OGUがよりOGUでいられる国立へ行けることになったのは、PK守護神・伊藤のおかげ。…きっとOGUも、そう思っているに違いない…(私の決め付け)。二人「三重県コンビ」で代表入りしたら…なんて、夢拡がる。

 「PK戦+交通事情の悪さ」により、我々は新幹線に乗れなくなり、川崎に帰れなくなってしまった。清水駅から店に電話して、井上くんが車で迎えに来てくれる、という話もあったが…時刻表調べたり、あちこちホテルに電話したり(満室)…結局、沼津まで東へ移動することにした。あては、ない。

 清水23時3分発・沼津行の電車に乗る。私だけなら野宿でもいいが、大志がいた。全ては沼津、どこでもいいから一泊する場所、見付かりますように…。(無事、見付かった!!)

 車内、ボックスシートの正面に座った人は、明らかにエスパルスサポーターだった。

 私は、勝ったので、誇りを持って覆面することなく、電車に乗った(ハンカチのはちまきを除く)。グランパスのマフラーを目立つように巻いていた(防寒のためでもあった)

 そして、事件は起きた(大袈裟かな?)。私は、大志に申し訳ないと感じていた。これ以上、巻き込んではいけないのではないか?と…。

大志…、来週、国立行くか?」

 …言ってから気付いた。国立に行けなくなってしまった、エスパルスサポーターの存在…。目線を合わせられなかったが、ヤバい!と…。

 大志は、うなづいた。…よし、国立、行くゾ!と、心の中でつぶやいた。

 問題は、終点・沼津に着く間際…。

「20日、国立、行くんですか?」

(彼は仲間に「やめなさいよー」と止められていた。)

「は、はい…」

「…頑張って下さい」

 …ビビった。頭の中は、それどころではなかったが。

 もし、グランパスが負けて、エスパルスサポーターの「来週国立行く?」「うん、行く!」などという会話を聞かされた日にゃあ…やっぱり、ムッとするよなぁ…。「負け」っていうのは、悔しいよ。配慮、欠けてたなぁ…反省。

 国立で点、取れなかったら、許さへんゾー!!

 グランパスが主導権を握って、まず、中盤で得点に結びつくような「基盤」を築き上げること。これだけでも、我々はワクワク・ドキドキして、盛り上がることができる。ヴェルディ戦は結局負けてしまったけど、大いに期待はさせてくれた。

 Jリーグ準優勝は、タナボタだった。このPK勝ちも、ある意味「運」かもしれない。でも、来週のサントリーカップ・チャンピオンファイナル決勝戦は、タナボタ・運に頼ることなく、きっちりと鹿島を叩きのめしていただきたい!! 立ち直れない位に!! OGUも含め、攻撃陣の奮起、楽しみにしてるゾ!!

 今回のPK勝ちは、名古屋グランパスエイトではなく、伊藤裕二選手個人に、勝ち点2を差し上げたい気持ち。

市原戦:PK勝利「伊藤」

C大阪戦:決勝点「OGU」

今回清水戦:PK勝利「伊藤」

 …ってことは、次は…

国立爆発!!「OGU」

 え?その前に天皇杯がある?…うーん…。

 まっ、OGU、スタメン落ち、しませんよーに。

 国立で、待ってるゾ!!

…それでは。

        知内勢護 …の気持ち…絶対。

情報源:報知新聞(1996.11.14)
月刊GRUN(1996.11)

名古屋&OGU 星取表 1996
OGU出場試合参考 Jリーグ 後半戦
日付

20

29


10

14

17

21

28

31


14

21

28
10
10
10
16
10
19
10
26
10
30
11
11
11
11
13
対戦
相手


























鹿



名古屋
勝敗
 

 
OGU
ゴール
 

 
冠者 10 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23
《星取表の見方》
☆=OGU3得点以上
◎=OGU2得点
○=OGU1得点/名古屋勝ち
●=OGU無得点/名古屋負け
休=OGU休場(試合に出ず)
  □=名古屋延長勝ち
  ■=名古屋延長負け
  ◇=名古屋PK勝ち
  ◆=名古屋PK負け
  △=名古屋引き分け
札幌=コンサドーレ札幌(JFL)
*クル=クルゼイロ(ブラジル)


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