前略
先日、「ホームページ上に選手の写真を掲載することを許可できない」というお返事をいただいた知内星護です。
ご多忙の中、わざわざお電話していただき、ありがとうございました。聞く耳を持っていただけただけで、嬉しかったです。
今年の6月5日から、「Internet虞麗偉徒」というホームページを持ちました。
それから約2箇月後、日経ネットナビ主催「HOMEPAGE CHAMPION'96」マイクロソフト賞を受賞致しました。
私も含めて「肖像権というものが存在することは知っているけど、まさか訴えられることはないだろう」「掲載の許可をどこから、どうやってもらうのか判らない」と思っている人が、有名人の写真をホームページに掲載しているのだと思います。
私個人の「思い入れ」が増すにつれ、そういう消極的なホームページ制作が嫌になり、灰色の部分をクリアにした上で、多くの方に喜ばれるようなホームページを作っていきたい…そう思って先日、初めてお便りさせていただきました。
お電話で、「価値が下がる」と言われました。個人ホームページに選手の写真を掲載することは即ち「選手やチームの価値を下げることになる」のでしょうか。
私のホームページは非営利目的であり、選手の肖像を使用して金銭を得ようと行為は一切行っておりません。そういう意味で新聞や雑誌とは異なります。
一般に、営利目的で出版される新聞や雑誌には、カメラマンなどが撮影した選手の写真が掲載されます。暗黙の了解のもと、「表現の自由」が認められています。
なぜ、非営利目的の個人ホームページに、自分で撮影した選手の写真の掲載が認められないのでしょうか?
インターネットは従来にはない、未知の可能性を秘めた新しいメディアです。新聞や雑誌のように歴史がある訳ではありません。これから倫理が確立されていくべきものです。
「個人ホームページには例外なく選手写真掲載を認めない」と完全に門を閉鎖してしまわずに、条件(検閲など)を付して制限的でも構いませんから「表現の自由」を認めていただきたいのです。認められたからといって、「グランパス公認ページ」などと謳うつもりは一切ありません。
私は名古屋グランパスエイトが好きです。だからグランパスを敵にして争いたくはありません。ご許可いただければ、「選手やグランパスの価値を下げない」「迷惑をかけない」方向でホームページ制作に励みたいと思います。
以上、「文書」にてご返答いただきたく存じます。
宜しくお願い申し上げます。