OGU面冠者
2002.09.10 Lefty Monster 小倉隆史 Breakthrough Sniper 吉原宏太 ..... 選手応援系 冠者154

左はOGU、右には宏太...

 
 小倉隆史が10年前・1992年9月5日...ナビスコカップvs清水戦in瑞穂球技場にて、公式戦プロデビューを果たしました。試合開始から65分...見事プロ初ゴール!を決めていたりもします。...で、昨日・2002年9月4日、私は小倉隆史が出る訳の無いナビスコカップを観てきちゃいました!?
2002.09.04... 被写体は“ドリブラー”吉原宏太!
2002.09.04 東京スタジアム 【ナビスコカップ準々決勝 FC東京 1−3 G大阪 in東京スタジアム】
 昨年のクリスマス・イブ...J2の川崎Fには勝つだろうと勝手に決め付けて、気分は既に(天杯準決勝が行われる)神戸ウイング!だったりもしたんですけどね...東京VvsG大阪、即ち...「OGUvsコータ」...(結果、両チームとも敗退...)。あの日以来、8箇月+α振りの東京スタジアムです。
 コータへ。...速いドリブルは観ていて楽しいんですけど...カメラマン泣かせです!...席が前の方だったコト、後半コータが幾度となく右サイドをボールを持って威勢良く駆け上がってくれちゃったコト...等、好条件に恵まれたおかげで、「シャッターチャンスだらけじゃ〜ん!」と単純に喜べたのは現地・東京スタジアムだけ...。家に帰って撮影したモノを見てみたら...これまた意外とピントが合ってない...。
 そりゃあ私だって、シャッタースピード1/600や1/500とかで撮りたいですよ...でも、夜の試合、あの程度の照明では...暗いんですよぉ〜カメラにとっては。「今日は1/200!」と決めたものの、F値は2.8で点滅ですよ、点滅...点滅するってコトは、とどのつまり、「1/200よかもっともっと遅くした方が良いよ〜」ってコトなんですぅぅぅ...。これ以上シャッタースピード落としたら...ピンボケどころか、“ブレブレ”写真になっちゃいますよぉ〜...。
 高速で撮るために“感度”を上げれば...と、実験的にISO320固定で撮ったのが、4月7日の横国...そう、マリノスvsガンバ。...昼間の試合だったのに、粒子が粗々...あれだけはもうコリゴリっす...。
 FC東京に先制された唯一の失点は...北に位置するどこぞの球団を彷彿とさせる、「ザル(枠?)守備」が災いした感が若干ありはしたものの、後半はさすがでした!1点目につながるコータのドリブル...しっかり撮らせていただきました〜(←その出来映えは別として)。
 ...おそらくケガをおしての出場だったようで、腰あたりを痛めて?後半途中で交代となりましたが、「敵陣突破狙撃手」というよりは「敵陣突破“創機”手」...コータが、OGU化!?しているような気が...。ゴール前だけではなく、サイドをドリブルで上がってセンタリング!なんてことまでしてくれちゃって...ボールの扱いが巧い→「ボールがコータに味方している」...。OGUはOGUで、ゴール前の動きがちょっとコータ化してたりもするんで...いやーホント、二人とも...これから楽しみですわぁ〜!!
 あ、そうそう...前半はコータが「あっちの方」へ攻め込んでいた関係上、「こっちの方」に居た宮本恒靖を中心に撮ったんですけど...私って今まで、攻撃するヒトばっかし撮ってたんだなーって、今更ながら気付きました。動きながらボールを操っているDFを正面から撮るのって、シャッターチャンスがなかなか無い...っていうか、被写体として追い狙い続けるのが、結構大変なんです。(※ハーフウェイラインではなく、ゴールライン付近から撮る場合)
2002.09.04 東京スタジアム  その理由は...ドリブルよりはパス回しが中心→ボールを持っている時間が短い!こと。加えて、「これから攻め上がろう」としている時は背を向けている→敵の持つボールを奪い阻まんとする時は正面を向く場合もある→FWの「前へ」「横へ」というほぼ直線的なドリブルの動きとは異なり、DFの場合「パス」「スライディング」「体当たり」等、その時々における状況判断に左右される不規則的な動きが多い→“先読み”しにくい...っていうことなんです...。
 FWは、選手がドリブルしてくれて、席の位置がそれなりに良くて、“チャンス”を逃さずきちんとシャッター切れさえすれば...案外撮れちゃいます。足の速いコータのような選手を追う場合は、シャッタースピード速目がオススメ。...光量不足に陥りがちですが。
 あと気をつけなければならないのは...ドリブルで「こちらへ」突進して来る選手を撮る場合、“半押し”してピント合わせした位置とは違う位置に選手がいるところでシャッターが下りる、ということ...。要するに、「半押し〜全押し」のタイムラグの間も選手はこちらへ「近付いて来る」→ピントが合わない...。これを解決するにはもう、機械に頼ること無く自らマニュアルでピント合わせをするか、動体なモノをリアルタイムでピント合わせしてくれるモードを備えたカメラを使うしか...。
 ...今まで私は、カメラに関して本腰入れてきちんと勉強したことが無いんです。...っていうか、私の人生そのものに当てはまることなんですが、ほぼ全てが自分の「直感」頼り。好きだ!という衝動にかられて、興味を持つ...ここから始まって、取り敢えずは必要最低限の道具と知識を自分のモノにする。...それだけで“そこそこのレベル”までは案外何とかなるんです...けど、そこから“上”を極めんとすると...なかなか進まない。「基礎」って大事ですよね、基礎・土台・基盤...。
 スポーツ写真の場合、「失敗したから、もう一度...撮らせて〜」とか思っても、もう既に“過去”となってしまったあの“瞬間”が再び訪れることは、もう...無いんです...。そうなるとやはり、“これから”やって来るであろう“素晴らしき瞬間”を逃さず、よりキレイにキャッチするため、自分の腕に磨きをかけていくしか...無いんです。文章は何度でも書き直せますけど、写真は...同じ瞬間を2度以上、撮り直す(リプレイする)ことはできないのです。...そういった意味において...「スポーツ写真撮影は、一種のスポーツだ!」と...。
 あ、あと...愛着のある選手=被写体対象は、少ない方が気持ち的に“楽”です。あーOGUだ、あーワナだ、ジャジだ西田だ山瀬だ...敵方として宏太がいたりもした、8月10日の厚別は...ホント、めっちゃ忙しかったです!!できることなら...1選手のみに「没頭」したいんですけどね...今回は割とそれができましたけど、いつもはそういう訳にもいかないんで...。いずれにせよ、試合そのものは全然観ることができませんが...。
 スポーツ写真としての「決定的瞬間」にこだわってはいるものの...意外と私は、笑顔とか、顔のドアップとかの方が撮れません...苦手です。これ目的ならばやはり、練習場に行くしかないのか!?(来月、行くつもりではいますけど...)
 最後に、今日の一句...ロスタイム...2点差あれば、安心!か?《2002.09.06 01:30》
2002.09.07... お金が...無くなっちゃう!から...なのか?
 シャレになんない位に嵩(かさ)んできている“遠征”費用抑制のため...明日・土曜日も東京スタジアムへ行くことにしました...。京都・西京極への応援は妻が向かいます。コンサドーレが「冬眠」するにはまだ早過ぎます!...コンサ勝利のため、OGUゴールのため...東京から“念”を送り続けます。
 選手達も、「J1残留」をまず念頭に置くのではなく、自分自身のサッカー人生における“将来”を見据えての“飛躍”のためには避けて通ることのできない、“必要不可欠”な「乗り越えるべき壁の“ひとつ”」なんだ!という意識を持ってプレーしていただきたい...と思います。あくまでも“プロセス”としての残留至上主義であるならば、私は大歓迎!です。...真の問題は、「残留してから、どうすんの?」でしょう...残留を果たしさえすれば良い!ってもんではないはず...。「ウン億」注ぎ込んで新外国人獲得して、残留に多大なる貢献をした選手のクビをあっさり切る...とか、そんなことだって“稀”にはあるんです、稀には...。《2002.09.07 01:10》
2002.09.07... 遠く(京都)のOGUより、近く(東京)の宏太を選んだ私ですが...
2002.09.07 東京スタジアム 【2nd 第2節 FC東京 1−0 G大阪 in東京スタジアム】
 んー。水曜日と同じFC東京相手に、攻めてはいるけど攻め切れない...好機は決して少なくはないのですが。...水曜日同様、途中交代で下がって、腰にぐるぐるテーピングしてました...足もまだ治り切っていないようだし(それであれだけ走れるのはスゴいけど)。
 チームとして、試合の流れの中で“ノリ”を得るとポンポンポンとチャンスを決められるけど...特に失点直後はピンチの嵐。...ショックからの立ち直り、“気持ち”の立て直し...ここらへんの不足がガンバの課題かなぁ。水曜日とは別のチームのようでした...。
 今回はほぼ、宏太しか撮り狙っていません...。購入してほぼ10年、Canon EOS5の「AI SERVO」ってめっちゃ便利〜。半押ししている最中ずっと、動くモノに対して自動的にピント合わせしてくれます。「連写」...シャカシャカシャカ〜って気持ち良かった〜!...ドリブルで駆け上がる宏太、きちんと撮れてればいいのですが...。「AI SERVO」も「連写」も、10年目にしてほぼ初体験!でした...静止しているモノばっかし撮ってたので...。もう、ハマっちゃいそうです〜!
 OGUのいないコンサも「・・・」ですけど、宏太のいないガンバ...っていうか右サイドも...面白くないんですよぉ...。とにかく1日も早く、身体の故障を全部治しちゃっていただきたいものです。フルパワーでフル出場な吉原宏太...考えただけでもゾッとします!?
 今日の一句目...右サイド、こーたが走れば...連写連写!
 今日の二句目...恒靖が、手を振るたびに...ワーキャーギャー!?...川崎市の大動脈(?)JR南武線に「35」レプリカ来た女性が結構乗っていました...。
 あ、そうそう...「グラかべ」だいさんによると...試合の後、OGU...泣いてたらしいです...んー...。《2002.09.08 04:30》
2002.09.07... 右サイドを駆け上がる“幻想”...
【2nd 第2節 京都 1−0 札幌 in西京極】
 完全復活を遂げた後でも、更に試練は続きます。我々OGUファンは、もう...「どこどこで誰々がOGUのこと、褒めてたヨ〜」...とか、そんなことで喜ぶ必要はありません。新聞・雑誌・テレビ・有名サイト等での、それなりに“権威”ある人間の評価なんかより、現実として目の前で奮起する小倉隆史によって、我々が充分喜び得る“舞台”は整いました。...まだ整っただけですから、これからはいつでも喜ばせてもらえる!という保証は...残念ながら、ありません。この“環境”がこれからもずっとずっと続いていくのかどうかも...定かではありません。
 京都vs札幌、睡魔と闘いながら深夜にTV観戦...敗けるとわかっているのに...。
 そりゃあ私はドリブラー大好きです。ドリブルって個人技の華=「魅せどころ」...ドリブルに自信の無いヤツがパス回しに“逃げる”ことで、己の技量の低さを隠蔽せんとしているんでないかい!?とすら思うこともあります。
 でも、今のコンサ...逆なんですよ、逆...。チームプレーができていないというか、チーム内における約束事はあるの無いのかわからないっていうか...。要するに、「個人技」に依存するしか戦う術が無い...感じなんです。
 中盤で味方がボールを持っている時、他の選手が動かない(突っ立っている)→ボールの出しどころを見出せない→自らドリブルで持っていくしかない→奪われる...。
 バランスとして、パスでボールを保持し続ける意識がもう少し欲しい。じゃなかったら、「決して奪われることのないドリブル」を体得していただきたい...。
 今季初スタメンの堀井...彼に決めさせるべく、ボールを前に出しはするものの、マークがキツいのか、マークを“振り切る”技量が無いのか...ボールを持って前を向くと途端に京都の選手に“邪魔”されまくっていました。...そんな時、私はふと考えてしまう...「あれが、宏太だったなら...」=急性・右サイド幻想症候群!?
 できないのなら、できないことをできるようにするか、できないことはできないと割り切って他にできることを見出してチームに貢献するか...でしょう?...個々の能力が素人よか優れている人間の、単なる“集合体”がプロチーム...では、無いでしょう??
2002.08.17 札幌ドーム  左の小倉が右を駆け上がったり(それはそれで興奮するが...)、中盤に下がってチャンスメイクせざるを得なかったり...それは確かに効果的でありはするけれども、「他の選手は、何やってんの!?」...あらかじめ決められたポジションに居さえすればいいっていうモンじゃあ無いでしょう!?自らの判断で、試合そのものを“動かす”ような“動き”...いざ!という時だけ突進するだけではなく、常に「どこに居るべきか?どちらへ動くべきか?どうやってボールを攻撃につなげていくか」...選手が決めていくしか、無いんです!!...ここらへん、我々応援者は、リアルタイムに「無力」なんですから...。
 攻め込まれた場合は「場当たり的なヒラメキ」でも案外、それを阻止できちゃったりもします(現に“失点”は少しずつ...減ってきてはいますよね)。攻撃陣も含めて皆が下がり、「数の論理」で対抗することもできるだろうし、倒しにかかった挙句カードをもらって退場(ロスタイムの古川の如く)...それだって阻止したことに変わりはありません。例えそれが敗戦に直結してしまうとしても...。
 サッカーでより創造力(想像力)がモノを言うのは、「やっつけ仕事」でも何とかなってしまう守備よりも...“攻撃”なんです。創ろうとしているモノを壊すことよりも、創り組み立て“完成”させることの方が難しい...。「何回壊したか」ではなく「何回“完成”させたか」を争うのが、サッカーなんです。(←要らぬ誤解を招きそうな表現ですが...)
 ヒラメキをリアルタイムで構築し、尚且つそれらを選手間で“連携”していかなければ、なかなかゴールにはつながりません。ヒラメキも無く、組み立てもできず、ドリブルで駆け上がる技量もないヒトは、せめて連携面=「パス回し」だけでもそれなりのレベルを目指していただきたいのです。
 小倉隆史は“何でも屋”で、ドリブルもパスもチャンスメイクも自由に動き回ることもできて、そして最近では自らゴールを決める機会も増えてきています。...彼の、中盤における仕事を減らして欲しい。できるけれども、敢えてやらせないで欲しい。...この期に及んで個々の選手に対し、技術面のレベルアップなんて求めるつもりはありません。「意思疎通」「意思統一」「意識向上」...これだけで充分、コンサはコンサとしてレベルアップできる!はずなんです...。
 「補強」と称して他球団から選手を連れてきて、雰囲気的に何となく“変わった”気分に浸れることはできましょう。でも、もうこれ以上...「ヒトを入れ替える」必要無いですって。「連れて来られる」っていうことは、「既存の選手では物足りない」っていう評価が下されているのと同じなんですよ!?...悔しく無いんですか??...「オレを使え!」とアピールして、「お前を使って良かった!」って言わせてみぃよ。...レギュラー張っている選手で勝利していないんですから...絶好のチャンスでしょう???
 とにかく、もう...ボールを持っておろおろうろたえる赤黒戦士を見るのはウンザリです。まず、己に自信を!その自信を“意識”につなげて、ボールに反映させていって欲しいです。
 今日の三句目...右サイド、こーたの幻...駆け上がる!?《2002.09.08 20:40》


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