OGU面冠者
1997.1.27
名古屋グランパスエイト 小倉隆史選手 応援HOMEPAGE
其の33
契約更改やっとサイン

おぐめんかじゃ
OGU面冠者
の文面は、マスメディア・電話・NIFTY-Serve
などで得た情報に基づき、知内勢護の豊かなる創造(想像)力を駆使して、
擬似的に小倉隆史選手の言葉に置き換えてつくられております。よって、
小倉隆史選手本人の気持ちを的確に表現しているとは限りません(当たり前)。

みなさん、こんにちは。

ヒザや契約更改のことで皆さんにご心配をおかけしました。

12月14日にフランスへ行き、医師の診察を受けました。
靭帯断裂後、僕のヒザは、通常より曲がりが10度ほど足らないそうです。
再検査の結果は「再手術は必要なし。リハビリで回復する見込み」…
ということで、新年明けて6日から、オカ・喜名・福田と共に1週間、
喜名の故郷・沖縄で合同自主トレをしました。

僕が契約更改を保留し続けた理由は、金銭面ではなく、
「チームの医療体制の充実」と「海外チームへの移籍に関する条件」で
合意できていなかったからです。
海外チームへの移籍に関しては、
★オファーがあった場合はチームと小倉の話し合いの上で決める。
★海外チームへの移籍に関してはJ規定の移籍金
(25歳以下だと年棒の6倍)を適用しない。
という条件を球団側に受け入れてもらい、無事サインを終えました。

もうあのケガのことは、あまり話したくありません。
去年はケガが全てでしたが、「またサッカーがやりたい!」
という気持ちが僕自身を支えてくれました。
人間的に大きく成長したような気もしますが、
これから先、それなりの結果を出してから初めて
「ケガしたおかげ」と言えるんだと思います。

最終戦の「1点」で、点を取らないとサッカーをしている
気持ちになれないということを再認識させられました。
今までで最も困難な「1点」でした。
体力的には試合を重ねる毎に良くなってきている実感があるけど、
「身体」と「イメージ」がまだ、ぴったりきていません。

ゴールを常に意識して、前線でタメを作り、中盤でチャンスメイクもしたい。
ただ、今は、意識的にゴールを狙う動きを増やしていこうと思っています。
試合でゴールを重ねながらどんどん良いプレーを取り戻して、
無意識のうちに自然と身体が動くようになって、
「乗り」のようなものが生まれてくれば、こっちのモンです。

ワールドカップという舞台において、世界の選手達相手に
「うなずけるプレー」ができるように、自分の持っている
サッカーのイメージを完成させることが僕の「夢」です。
そのためにも、
「過去を振り返らずに今やるべきことを一生懸命やる」
…これが僕の“JUST DO IT.”です。

ケイロス監督はグランパスの紅白戦で、
僕をボランチとして起用しました。
「チームにグッドな小倉を見つけるため。明日はGKだ!」
と監督は冗談を交えて話していますが…。
背番号「11」に、ご期待下さい!!

…それでは。

        小倉隆史 …の気持ち…多分。
(代弁者:知内勢護)

 
情報源/引用元★ナイキ完全読本vol.3(ソニー・マガジンズ/1996.12.30)
★ヤングマガジン(講談社/1997.1.1)
グランパスエイトニュース(木村さん)
吉田本家の掲示板(西尾特派員)


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